豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:埼玉県 > 所沢市

menyaajisai

ラーメンWalkerキッチンで実施された、「東海の殿堂入り店」を味わい尽くす 第1弾。雑誌「ラーメンWalker東海」で2016年愛知新店1位、2017、2018年に愛知総合1位を獲得し殿堂店入り。店は全日記名制で、その開始時間は朝7時からということも人気を裏付けてる。この機会を逃すと、二度と食べる機会はないだろうと訪問。

醤油らぁ麺(1500円)の食券を購入。

出てきたラーメンのスープを啜る。鶏油が滑るように味覚を通過し、醤油の香りが鼻腔に広がった。鶏油の絨毯が惹かれ、醤油によるオープニングの煙幕が吹き出されたあと、醤油を脇に従え豚のウデ肉、バラ肉、2種の丸鶏を使ったと謳う出汁の、重厚で深い味が味覚に広がった。

ラーメンWalkerキッチン限定である、Nippon Ramen 凛 KYOTOの自家製平打細麺は、しっとりとした茹で加減からじんわりとだが着実に旨味が伝わってきた。

具は、黒豚使用のチャーシュー、醤油によって自身の味が上手く引き出されていた太メンマ、三つ葉。

「上品」、「しなやか」、「スマート」、「洗練」、言葉選びに困るほど完成度の高いラーメン。大満足し退店。

出店期間
10/18〜10/24
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3-205
営業時間
11:00〜19:30(L.O)
定休日 不定


Yoshiharashoten

これまで関東の店舗が出店することが多かったラーメンWalkerキッチンに、進化系札幌味噌ラーメンを謳う店が出店。全く知らなかったので、即訪問。

焙煎ごまみそらーめんver.サクラタウン(1200円)の食券を購入。

香ばしさに誘われスープを啜ると、しっかりとしたコク深い味が伝わってきた。ゴマは担々麺ほど主張しておらず、どこまでがゴマでどこからが味噌か区別がつきにくいほど一体となっていた。また、濃厚とあったが、食材を煮詰めたドロドロさとは対照的で、他店の味噌ラーメンほどラードの厚さを感じず、切れ味の鋭さが印象的だった。後で調べたところ、札幌らーめん共和国のサイトには、白味噌2種類をブレンドし、練りゴマをラードで焼き上げた豚骨ベースのスープとあり、ラーメンWalkerキッチンのサイトには、大量のラードを使いつつ、火入れすることで余分な油分を気化させるとあった。納得である。

黄色い見た目で、踊るようなプリプリ感から独特の旨味が広がる中細麺。札幌味噌ラーメンらしい特徴をより強調させており、「これじゃなきゃ」と思いながら啜った。

具は、チャーシュー、味付玉子、穂先メンマ、珍しいキクラゲ、白ネギ。

ゴマを加えて新たな個性を作り上げたスープに、元々の特徴を更に強調させた麺。進化系ってこういう事かと納得して退店。

出店期間 11/3(水)まで
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
営業時間
11:00〜19:30(L.O)

kosei

ツイッターのタイムラインに流れてきて知った店。

白味噌ラーメン(800円)+麺大盛(100円)の食券を購入。

ドロポタスープを啜れば否が応でも動物系の強い旨味が押し寄せる。味噌が時折顔を出し、ニンニクを香らせ去る。

中太麺にも容赦なくスープがまとわりつくが、モチモチの食感と小麦粉の旨味も感じることができ、スープに負けない強い麺だった。

具の中では、炒められても水気は失われないモヤシが箸休めの役目を果たしていた。

さてこのようなドロポタスープに強い麺の組み合わせでは、最近ドロポタの中から醤油や味噌のタレ、麺の味が顔を出すと、画一的な表現しかできなくなりつつある。文書力のなさと味に飽きている自分がいることに気がついた。

埼玉県所沢市小手指1-38-16
営業時間
月~水
11:00~14:30
18:00~20:40(L.O)
11:00~14:30
土・日・祝
10:00~15:00
18:00~(L.O20:40)
定休日 木曜日

himawari

ラーメン店検索アプリで見つけた店。

ひまわりギョウザセット(1000円)を注文。

店舗で数日間炊き続けると謳った豚骨スープは、コラーゲンと思われるとろみと食材から出た旨味が強く、タレの醤油が濃口なのか、博多ラーメンとしてはやや醤油が主張した味。

通常の生コシとは違う歯ごたえと食感にこだわったと謳われた麺。博多直送の麺と比べてもヒケを取らない細さ。さっくりと噛み切れる食感から程よい旨味が出て、粉っぽさがないのも特徴。

具は、チャーシュー、ネギ、海苔。

餃子は一口餃子よりはやや大きめで、パリモチの皮から肉主体の強めに味付けられた餡が味覚に登場した。

カウンター上に置かれた辛子高菜をライスに乗せ、ラーメンや餃子とともに味わう。至福の時間は経つのが早い。器と1,000円札をカウンターに上げ退店。

埼玉県所沢市大字日比田110-4
営業時間
平日・土
11:00〜23:00
11:00~21:00
定休日 不定


ramenwalkerkitchen

11/6にところざわサクラタウン内にオープンしたばかりの店舗。到着すると予約列と一般列とがあり、一般列には20人程度の列が出来ていた。

一般列の後端につき約1時間20分後に入店し、Aセット(1,650円)の食券を購入。11月15日まで日替わりで主に東京の有名店主が限定メニューを提供しており、11月7日は五福星@仙台市と我武者羅@初台の「幻の金華豚を使用した絶品チャーシューメン」だった。

出てきたラーメンのスープを啜る。鶏とおそらく豚も使われているだろう動物系、イワシの煮干しとは明らかに味が違う魚介も直ぐに分かったが、食後調べて分かったサンマ、穏やかな効かせ方の醤油ダレと香味油。これらが一糸乱れぬ綺麗な行進をするかのように味覚にやってきた。

麺は滑らかでしっとりした舌触り、弾力性に富み、噛みしめれば、小麦粉の旨味や取り込まれた空気、多く使われたであろう水などのバランスが取れた味が広がった。

具の目玉である金華豚チャーシューは、のけぞる程の驚きはないが、歯応え、味の出方ともに良質なものだと分かった。一方セットで提供されたものは、ラーメンのタレが使われたであろう生姜醤油ダレがかかり、梅しそがのせられていた。肉の甘さ・醤油の塩味・梅の酸味が実に良いアクセントとして賑わいを見せていた。

どこかで食べたことがありそうな味を、一糸乱れぬ隊列をなす味へとブラッシュアップさせたラーメン。今年は様々なイベントが中止されただけに、より有り難みを感じながら退店。

埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
営業時間
11:00〜22:00
なくなり次第終了
定休日 不定

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