ラーメン店検索アプリで見つけた店。
到着すると20名程度の行列。ここまで来たのだからと、つけ麺スープ並(1100円)の食券を購入し、列の後端についた。
90分以上待ち出てきたつけ麺を早速啜る。国産100%の個性の強い小麦を日々配合や製法を調整し、個々の特性を活かして作られたと謳う麺。歯を押し返す食感、香り、旨味、のどごしの良さ。いずれもが今まで食べてきた同様の味のつけ麺より一歩以上先を行くものであった。
豚・鶏・野菜を一度に140kg 使用し、三日間かけ濃縮したと謳われたスープ。麺を浸して啜ると、食材特有のコク、旨味、苦みが複雑に絡み合っており、想像以上に濃厚ドロドロだが、これ以上濃いと塩辛くなる寸前でとどまっており、食材に含まれる脂分のみで作り上げたと謳われた通り、最後までくどさを感じることがなかった。
チャーシューの旨味、メンマの食感、玉ネギ、長ネギ、カイワレの冷涼感、ユズのアクセント、海苔の香りと、求められる役割を忠実にこなした豊富な具。
スープ割りは、脂を抜き、加えられた出汁と味付玉子が、最後の舞台の主役を、玉ネギと白ゴマが引き立て役となり、あっという間に器は空になった。
行き着くところまで高級料理化させた濃厚豚骨魚介つけ麺を出す店が、12月1日(実際は3日)より一部メニューをリニューアルすると貼り紙にあった。さてリニューアル後はどんな味になったのか興味があるが、次回訪問はいつになることやら。
埼玉県久喜市河原代677
営業時間
平日・土
11:15〜15:00(L.O)
日
11:15〜15:30(L.O)
定休日
月