豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:埼玉県 > 加須市

raishuken

ネットで紹介記事を目にし、気になっていた店。

ラーメン(630円)+ハーフしゅうまい(160円)を注文。

鶏ガラと魚介ベースの出汁と醤油のダレが、穏やかながらしっかりと存在を示していたスープ。

一玉ずつ丁寧に手もみされる自家製縮れ麺は、柔らかめの茹で加減ならではのコシとしなやかさを両立させ、上手に旨味をスープに絡ませていた。近年好まる固めの茹で加減の麺ばかり食べていると、この絶妙さはわからないだろう。

具は、チャーシュー、メンマ、白ネギ、海苔。

地元産の香り豚と玉ネギを一つ一つ自家製の皮で包んだしゅうまい。パンフレットやメニューを見ないと中身が分からないほど一体感がある見た目と味で、饅頭という言葉がぴったりだった。

昭和4年浅草で開店し、昭和19年加須市へ移転。時を経て訪問時もほぼ満席の店内。地元に愛されていることを肌で感じながら退店。

埼玉県加須市元町8-17
営業時間
11:00〜15:00
定休日
月・火

kashikame

Twitterのタイムラインに流れてきた知った店。果たしてどんな店だろうと訪問したら、10名以上の列。幸い、店舗向かいの駐車場にテントが立てられ、その下で待てるのはありがたい。

生姜チャーシューメン(1000円)を注文。

スープを啜ると、看板に偽りなしと言わんばかりに生姜が主張し、醤油の辛みが続く。勿論、ただ辛いだけでなく、チャーシューや動物系出汁の甘みが、檻の中にいる猛獣が目の前をしょっちゅう横切る様な存在感を見せていた。

平打細麺は適度なプリプリ感から、サイズ以上に強い旨味を出しており、醤油辛いスープとの良いアクセントとなっていた。

具のチャーシュー、豚は炙られ、鶏は皮の柔らかさが堪能出来る。勿論それぞれの肉肉しさは書くまでもない。普段は思った事がなかったが、ライスが欲しくなった。

他の具は、甘めの味付けのメンマ、ホウレン草、白ネギ、ナルトとクラシカル。

オーソドックスな醤油ラーメンの一部が凶暴化または肥大化したラーメン。ベースの味の良さがあるから出来ることである。行列が出来る理由もよくわかった。

埼玉県加須市中央1-10-8
営業時間
11:00〜材料終わり次第終了
17:00〜19:00
定休日 水

image

昔、ネットで見てから気になっていた店。

最寄り駅からはそこそこ歩き、且つルートによっては歩道がない道を歩く羽目になるので、車かバイクを使った方が良いだろう。

ネギ盛りそば(730円)の食券を購入。

日南鶏を丸一日以上煮込んだというスープ。昨今繰り広げられている濃度競争からは距離を置いており、キレとコクが両立したレンゲが進む味である。鶏油に頼りすぎないのもいい。

細麺は、茹で加減普通でお願いしても、十分固めに茹でられていた。東京で食べる博多ラーメンといい勝負だと思う。小麦粉の旨味もきっちり出ており、何だか博多豚骨ラーメンの様に思えてきた。

具は、特注の圧力鍋を使ったという、柔らかなチャーシュー、仄かな甘みのある芋ガラ、昆布らしきもの、揚げネギ、このラーメンには不要だった青ネギ。

大変食べ易く、あっという間に丼を空にして退店。

埼玉県加須市南篠崎1409‐3
営業時間
11:00〜15:00(L.O)
18:00〜20:00(L.O)
定休日 無

このページのトップヘ