ネットで紹介記事を目にし、気になっていた店。
ラーメン(630円)+ハーフしゅうまい(160円)を注文。
鶏ガラと魚介ベースの出汁と醤油のダレが、穏やかながらしっかりと存在を示していたスープ。
一玉ずつ丁寧に手もみされる自家製縮れ麺は、柔らかめの茹で加減ならではのコシとしなやかさを両立させ、上手に旨味をスープに絡ませていた。近年好まる固めの茹で加減の麺ばかり食べていると、この絶妙さはわからないだろう。
具は、チャーシュー、メンマ、白ネギ、海苔。
地元産の香り豚と玉ネギを一つ一つ自家製の皮で包んだしゅうまい。パンフレットやメニューを見ないと中身が分からないほど一体感がある見た目と味で、饅頭という言葉がぴったりだった。
昭和4年浅草で開店し、昭和19年加須市へ移転。時を経て訪問時もほぼ満席の店内。地元に愛されていることを肌で感じながら退店。
埼玉県加須市元町8-17
営業時間
11:00〜15:00
定休日
月・火