豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:神奈川県 > 横須賀市

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Twitterで見かけ、訪問の機会を伺っていた味噌ラーメンを出す店。

味噌らぁめん(680円)+大盛り(100円)を注文。

スープを啜る。早速ラードが、ずしっと腹に響く程効いてきた。勿論、熱々だ。そして、香ばしさと強い旨味を兼ね備えた味噌スープが、味覚と嗅覚を占拠。味噌に負けない程、しっかり焦げ目が付いていたモヤシの冷涼感を口直しに、箸は進んだ。

黄色く縮れた麺は、他の札幌ラーメンよりやや太め。プリモチの食感と程よい旨味を繰り広げ、スープ同様熱々のまま食べきった。

クラシカルな札幌味噌ラーメンを、大幅に進化させた、今時らしい味。支持されるのも分かる気がした。

神奈川県横須賀市公郷町2-16-4
営業時間
平日
11:30~14:30
17:30~20:45
土・日・祝
11:30~15:00
17:30~20:45
定休日
月(祝日の場合は翌日) 、月1回火休

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ラーメンブログを見て気になり訪問。日曜の昼時に到着すると、10人以上の待ち客が向かいの雑居ビル前におり、すわっ、炎天下で長時間待ちかと思った。が、程なくして大半が去り安堵した。

らぁ麺 大(850円)の食感を購入。

羽釜豚骨と幟にある。大小の2つ羽釜。片方の蓋を開け、大きな棒を使って撹拌させる。中に入っていた食材の一部が捨てられ、さぁ新しい骨の投入かと期待したが、そのまま蓋がされた。丼に山盛りになっていたメンマ、箱から麺が出され湯に投入されと、目の前で見られるのは、やはり良い。食べ手の期待が高まるってもんだ。

ザルで濾されながらスープが投入され、湯切りをされた麺が加わる。そして具が盛りつけられ提供。店主による一連の作業は大変リズミカルで、とんちぼ@鶴ヶ島の店主を思い出した。

羽釜を使って炊かれたスープは、店名を失念したが、以前も食べた事があった。これでもかと大量の食材を使って炊かれたスープの様な高濃度乍ら、舌や口内がベタつく事なくさらりとした飲み口だった。そんな事を思い出しながら啜ったこのスープも然りで、油に頼らない濃度というのがぴったり。羽釜から盛られる時の色を見ても博多ではなく家系の様だった。蘊蓄にあった、博多と家系の両方の良いとこ取りというのは納得出来た。そう言えば、カウンター上には白ゴマ、一味唐辛子、ニンニク、豆板醤と、家系並みに充実した調味料が置かれていた。

こんなに固くてぼそっとした物はいつ以来だろうと思った太麺。まるで濃厚豚骨魚介味のつけ麺の様である。旨味は強く、スープに負けていなかったが、うーん、もう少ししなやかさがあってもいいなと思った。

具は、バーナーで炙られたチャーシュー、穂先メンマ、九条ネギ、海苔。

オリジナリティがあり、味も違うのに家系が頭をよぎってしまうラーメン。これもまた個性である。

神奈川県横須賀市津久井2-18-22
営業時間
11:00~22:00
定休日   水

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