豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ:千葉県 > 市川市

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名前はよく見ていたが、昔、北綾瀬でこのラーメンを食べていたよなと長く思っていた。久しぶりに食べようとこちらへ出向いたのだが、食後ネットで調べると、北綾瀬の店は波という名前で似たタイプのラーメンを出しているとのこと。相変わらずいい加減な記憶である。

塩らあめん(756円)を注文。

スープを啜る。豚骨や野菜をベースのダシがビシッと道を作り、自由闊達に旨味や甘みが遊ぶ。ニンニクが程よく効き、俺を忘れるなと塩ダレが味を締める。

太麺はちゃんぽんかソフト麺かと思わせる太さと丸さ。ボソッとした食感と太さに見合った強い旨味が特徴である。

具は、大きなチャーシュー、モヤシ、青ネギ、フライドガーリック、海苔。

波で食べた時以降も、様々な個性的なラーメンを食べてきたが、全く色褪せない味。他の味も食べなければ。

千葉県市川市新浜1-3-1
営業時間
平日
11:30~14:00
18:00~22:30
土・日・祝
11:30~15:00
18:00~22:30
定休日
月曜・第1・3火曜(祝日の場合は翌日)

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ツイッターでこの店を紹介しているツイートを見かけ、珍しく新店を訪問。麺屋武蔵出身の店主が、父親が営んでいたニューラーメンショップの場所で新しくこの店を始めたとの事。

ねぎらーめん(800円)の食券を購入。出身店同様、麺量が並から大盛りまで無料で選べ、大盛りをお願いした。

店内外に貼られた営業案内、店内の行燈、濃い茶色の木製カウンター、スタッフが着ている赤シャツ、黒頭巾、エプロンと、至る所に七福神の絵があしらわれており、そのタッチは麺屋武蔵である。そんな麺屋武蔵が幅を利かせる中、カウンター上に置かれた、白コショウ、おろしニンニク、豆板醤の調味料にニューラーメンショップが残っていた。

出てきたラーメンのスープを啜る。ニューラーメンショップと比べ、明らかに動物系の味が強く効いており、甘さ主体で醤油ダレは一歩下がってついてゆくといった塩梅。好感が持てたのは、ドロドロではなくとろみがついたと言う程度の粘度だった事。ニューラーメンショップで見られる大量の背脂も、この強いコクに貢献しているのは間違いなかろう。

中太平打ち麺は、麺屋武蔵と同じ製麺所。プリモチ感と旨味のバランスが取れた隙のない特徴もよく似ており、「あゝ、この瞬間が麺屋武蔵だね」と某自動車会社の昔のCMコピーそのままの感想である。

具は、これまた麺屋武蔵を彷彿させる角煮チャーシュー。甘めの味付けのメンマ。スープの力強さが増した事で、ニューラーメンショップ程のインパクトがなくなってしまった、油で和えられた白ネギ。

「麺屋武蔵がニューラーメンショップを吸収合併」前店の痕跡など無くなってしまうのが普通だが、カウンター上の調味料や、大人しい量乍らボールで油とネギがかき回されており、何とか先代の味も残そうという努力が感じられた。

千葉県市川市大和田3-23-11
営業時間
平日
9:00〜19:00
土・日・祝
9:00〜20:00
定休日 月

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ツイッターで知った店。

味噌(800円)+大盛り(150円)を注文。

出身店であるすみれ同様に熱々のスープ。味噌が強く、よく見られる、そぼろ肉の力を借りずに十分なコクをも出していた。すみれとは味の方向は違うのだろうが、いかんせんラ博で食べてから時間が経ち過ぎており、具体的な違いが上げられなかった。

一方、麺は低加水で太く、固めの茹で加減。噛み締めればすぐに小麦粉の甘味が出てくる。すみれは勿論、他の札幌味噌ラーメンとも異なる特徴。スープとの相性も違和感なく、最後まで頂けた。

具は、炙りチャーシュー、細メンマ、モヤシ、玉ネギ。

強いスープに強い麺、そして炙りチャーシュー。支持されている各々を上手く組み合わせた味。ランチタイムを少し過ぎていたが、後客が続いた事がそれを証明していた。

千葉県市川市新浜1-2-23
営業時間
11:00~21:00
定休日    火


市川大野駅から少し歩いた住宅地にある店。雑誌やネットで幾度も目にしており、当方も楽しみにしていた。

タンメン(700円)+餃子3ケ(400円)を注文。

最初に、子供の握り拳位ある大きさの餃子が出て来た。揚げ餃子かと紛う程のパリパリの皮を開腹すると、キャベツやニラの野菜等が細かく刻まれ、繋ぎでトロミが付けられ半ペースト状となった餡が詰まっていた。

開腹時から強く香るニンニクと、野菜の強い甘味が味を牽引。饅頭餃子とネットにあったが、見た目のみならず味も饅頭の様だ。卓上のラー油と辛味調味料で甘辛のギャップを試したところ、味覚が引き回しの刑に遭ってしまった。

1ケ半程食べたところで、餃子に負けないボリュームのあるタンメンが出て来た。キャベツ、ニンジン、ニラ、モヤシの野菜達の甘味がスープに溶け込み、疲れた味覚を癒やしてくれた。

札幌ラーメンの様に黄色い平打ち麺は、柔らかな茹で具合で、野菜達の間にスルリと入り込み、穏やかな旨味を見せる。

尋常ではない餃子とタンメンだったが、気がつけば目の前からなくなっていた。ブログにあった、市川のソウルフードという記述に納得させられた。

千葉県市川市南大野3-22-2
営業時間
12:00〜19:00
定休日 水

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