


ラーメン店検索アプリで松戸駅にある店を検索したところ、他のラーメンサイトやガイド本で見かけなかった店だったので訪問。
到着して納得。いわゆる中華料理店で、ランチメニューは麺類の他御飯物から一品料理まで豊富だった。
黄金定食(980円)を注文。内容は、この店の売りである汁無し担々麺、黄金餃子3個、一口ライス、スープ、サラダ。
担々麺の麺を啜る。食べやすく切られた中太丸麺。固めの茹で加減ながらもちもち溢れ、きっちりと旨味も出ていた。若干のスープが加わり、ラー油の辛さと肉味噌のコクとのバランスも良く、旨味の合間に入るパクチーの風味が心地良かった。
餃子をひと噛みして割ってみても、発見できたのはキャベツと肉のみ。メニューには、皮はかぼちゃ、具は5種類の野菜と豚バラ肉とあり中々のこだわり。そしてこの餃子のメインは最初のひと噛み。ワンタンか、スープ餃子か、はたまた花の季@宇都宮市のチェンピンかと紛うばかりに大量のスープが染み出してきた。餃子でここまでの量は初めてである。肉や野菜の旨味と融合した中華スープは、担々麺を殆ど食べ終わった後の第2部の主役を全うした。
中国の麺料理を追いかけるとキリがないと、昔のガイド本にあった。しかし、最近の東京ラーメン店を取り上げた媒体を見ると、汁無し担々麺は当たり前となり、蘭州ラーメンが後を追いと少しずつ取り上げられる様になってきた。この店にもアモイ沙茶麺や台湾牛肉麺といった、次回訪問を促してくれるようなメニューがあった。千葉県随一のラーメン激戦地区松戸で、有名店や新店より優先してこれらを食べるのもいいものである。
千葉県松戸市根本13-1
営業時間
11:30~14:00(L.O)
17:30~22:30(L.O)
定休日 月・祝