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ラーメン本に古くから掲載されており、その支店を訪問してみる事にした。

本で紹介されていた、タン麺(550円)の食券を購入。

出て来たタン麺の上にカウンターにあったラー油を投入。スープを啜ると、辛みの後に予想外の酸味が続いたので驚いた。

使われていないベルトコンベア上にあった本をパラ読みすると、戦後平塚で食べられる様になり、豚骨スープに酢を入れ、麺は無カンスイ、ワカメは高級品を使用とあった。読み終えて再びスープを啜る。成程、ダシがしっかり取られているから、嫌味がない程度の酸味となっているのだと思った。

見た目はうどんぽい麺だが、味はうどんとは別物で、はっきり中華麺と分かる物だった。

具は、高級品と謳うだけあり、ぶ厚くたっぷりの旨味を持っていたワカメ。味に変化をつける役割もしっかりと担っていた。他の具は、メンマ、玉ネギ。

文字だけで見るとキワモノだが、食べると印象がグンと上がった。それにしても、近年関東地方のマイナーな麺類が様々な媒体で取り上げられているのに、この麺の情報は見聞きしなかった。出す店が少ないから、これでいいのかも知れないが、もう少し知名度を上げてもいいだろう。

神奈川県平塚市宝町2-2
営業時間 
11:00~23:00
定休日 月