houraiken

消えた支那そばを全国で初めて復元したと公式サイトで謳っており、複数のラーメンサイトを見ると、山梨を代表する店とあった。山梨のラーメン店が殆ど思い浮かばなかった当方、それならばと訪問。

到着すると、店外には20名はいるであろう待ち客。店内は広く客席も多いが、それでも来客数が上回る。店内に設置された用紙に名前を書いて待ち、進み具合を自分で確認する必要がある。これだけ来客があるのに、店外には一切案内がなく、店員も外には呼びにこないところは要改善である。

支那そば(750円)+麺大盛り(200円)を注文。

スープは鶏ガラ、煮干、昆布あたりが主役のダシと、醤油感が感じさせながら、綺麗に塩角が丸められたタレの組み合わせ。十分なコクと旨味は、昨今の洗練されたラーメンに負けていなかった。

加水やや低めの中細麺は、適度な旨味、喉越しの良さ、スープとの絡みの良さが、絶妙にバランスされており、大盛りに相応しい量も途中で飽きる事なく食べきる事が出来たた。

具は目玉であろう大きなチャーシュー、ユニークな赤身を帯びた太メンマ、ナルト、白ネギ、海苔。

1964年創業の老舗ながら、他の中華料理店とは一線を画した味や量。長く続く理由が何となく分かった気がした。

山梨県甲府市中央4-12-28
営業時間
11:30~14:30
17:30~21:00
定休日 火