豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

カテゴリ: カップ麺/チルド麺/インスタント麺

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 仕事帰りに寄るファミリーマートのカップ麺の棚を見るのが楽しみである。月曜日、棚の一番上は翌日に並べられる新商品の小さな写真と値札だけがあり、ちょっとしたわくわく感がある。この商品の写真が出された時、店を思い出させてくれ、「よし、買ってみるか」と財布の紐を緩ませた。

麺はカップ麺らしい平打ち。口に含むと意外と厚みがあり、それから期待するモチモチ感や旨味が感じられた。

最初はお湯に負けていたが、徐々に香りが鼻腔を通過し、強い味が出てきた鶏スープ。仕上げの小袋の油が香りや味を上乗せし、最後まで飽きる事はなかった。

しっかりとした食感と味が詰まった鶏チャーシューは、豚と鶏の違いはあるがカップヌードルの肉に通ずる。他はメンマ、ネギ。

店のラーメンとは違うというラーメン仲間の感想やブログ記事を見たが、さりとて酷い出来ではなく、これはこれで良いのではと思った。

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しっかりとしたモチモチ感と、小麦粉の旨味が味わえる麺。

魚介の風味が鼻腔をつき、適度なとろみを伴った動物・魚介の旨味が後に続くスープ。豚骨魚介スープはこういう味だと思い出すことが出来た。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ。チャーシューは特盛とあったが、特に意識することなく食べ終えてしまった。

カップ麺で大切な、とみ田のラーメンの雰囲気を味わうことができたと同時に、久しくとみ田へ行ってないのに、しばらく訪問はいいかなと思ってしまった。


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セブンイレブン以外のコンビニチルドラーメンはどうなのだろうかと、ローソンに続いてファミリーマートで手にとった商品。千里眼監修商品とあって、おのずと期待は膨らんだ。


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レンジで温め蓋を開けると、見事なボリューム且つ綺麗な盛りつけ。食べるのがもったいない・・・などとは全く思わず、麺・具・底に沈むスープを一気に混ぜ合わせた。

麺を手繰る。ごわっとした食感と当初の味の出方は見事。だが、噛み締めていくとどうも違和感がある。小麦粉の甘みが続かず、違った味が邪魔をしてくる。

スープも同様で、非乳化二郎系らしい動物系の旨味と些か効きの鈍い醤油ダレの味の融合があるが、長くは続かず違った味が侵食してきた。

あれほど立派だったチャーシューに至っては、味や食感は全く思い出せなかった。

違和感のおかげで魅力半減。千里眼へは1回行ったのみで味は失念しているが、当時の記録を見ると満足していたので、この味を千里眼と重ねるのは酷かなと思った。

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商品名に惹かれて購入。

キャベツ、かまぼこ、コーンなどの彩り豊かな具がきれいに配置され、早く買って食べてと訴えかけてきた。レンジで温めた後、蓋を取ると湯気の中から我先にと飛び出してきそうである。

こぼさないよう丁寧に混ぜた後、一気に啜る。しゃっきり歯ごたえ、特有の甘み、みずみずしさ。解き放たれた野菜たちがこれでもかと特徴を味覚の中で見せつけてくれた。

柔らかな食感であっさりさっぱりした味の麺。公式サイトに、鶏・豚のガラスープをベースに、野菜と魚介の旨味と生姜を加えた濃厚スープ。啜ればその蘊蓄に見合ったコクや旨味が感じられた。それらが野菜の引き立て役に徹していたのはすごい。

ボリュームがあるはずだが、あっという間に器は空になった。食後調べると、2018年から不定期で販売がされているようだが、これなら季節商品として昇格させてもよいのにと思った。

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コンビニやInstagramで見かけて気になっていた商品。見てすぐに蒙古タンメン新宿店で食べられるインドラーメン思い出したが、プレスリリースにもそれをアレンジしたとあったので納得した。
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調理方法は簡単で、外袋から中身が入った袋を取り出し、それに貼り付けられた花椒入り辣油を外してレンジで温めるだけである。

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出来上がった見た目はミートソースうどん。しっかり混ぜてひと箸。牛・豚・鶏の三種類を使用した肉味噌にカレーなどのスパイスが加わり、ほんのりとした肉の甘さのダシが効いたカレーソース。粘りが信条で、旨味も確かな太麺。がっちりタッグを組んだ両者が、味覚に至福をもたらしてくれた。

このままでは、出汁カレーのまま食べ終えてしまいそうなので、外した辣油の袋を切る。無しは味噌タンメン級、半量が蒙古タンメン級、全量が北極ラーメン級と書かれており、勿論全量を投入し、さらに混ぜる。鋭い辛さがカレーや麺を突き破って次々と味覚に刺さる。これがなければね。

肉以外の具の主役は、じゃがいもの甘さ。突き刺さる辛さとの味の変化が、これまた刺激的である。

完成度の高い汁なし麺。次回はラーメン否、蒙古タンメンを期待してしまう。

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