豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

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marunao

名前は目にしていたが、日曜定休のため中々訪問の機会が作れなかった店。

店頭に貼られた麺類の種類に圧倒されしばらく迷う。扉を開けて券売機の前で更に迷った結果、魚介醤油(870円)+麺大盛(160円)の食券を購入。

カウンター席に着き正面を見ると、全メニューの写真が使われた食材名入で掲示されていた。ラーメンが出てきたので、魚介、節類、昆布の魚介スープに5種類の醤油と乾物類を使った醤油ダレの組み合わせのスープを啜る。厚めの香味油と節類の香りと粒状が最初に味覚に訪れる。さらに飲み進めると魚介スープだけでこれだけ強まるのかと思うほどコクが出てきて、醤油らしいキレと旨味のタレと相まっていた。

太麺は柔らかめの茹で加減で、啜り噛みしめればモチモチ感に溢れ、粘りと練り込まれた全粒粉がほんのり香り、噛み締めた数に比例した旨味を出していた。

各々の味がしっかり感じられた豚と鶏のチャーシュー、玉ネギの冷涼感、箸休め役の海苔など、役割分担が明確だった具。

きっちり味がまとめられおり、高い満足度が得られた。それにしても、これだけの種類のラーメンを同様のクオリティで提供しているのだと思うと、驚くばかりであった。

東京都品川区南品川4‐2‐10‐103
営業時間
11:30~14:00
18:00~21:00
定休日

mukan

ネットニュースで知った店。

メニューはシンプルで、唯一の麺類である特製牡蠣塩(1100円)の食券を購入。

カウンター越しに漂ってきた香りにそそられながら待っていると、カウンター上に丼が乗せられた。それを慎重に下ろしてレンゲでスープを啜ると、味覚でスープとアヒージョによる牡蠣ワールドが繰り広げられた。しかも、飲み進めるうちにクリーミーさが増し、より深いところへ連れて行ってくれた。

弾力感溢れ、サイズからの期待に応える強い旨味、喉越しの良さと三拍子揃った強縮れ平打太麺。スープとの絡みは、まとわりつくようなベタベタさは微塵もない、適度な距離感が取られた感じ。

個性的なスープと麺の中でも自身の味によって存在感を示すことが出来ていた低温調理チャーシュー。ほんのりとした磯風味のアクセントを務めたバラ海苔。一方、このラーメンでは相性が良いとは思えなかった味付け玉子とメンマ。存在していたことを忘れてしまった青ネギ。

ラーメン以外のエッセンスが多数取り入れていそうなラーメン。到着時、待ちは1名だったが、徐々に増え退店時には10名を越えており、人気ぶりが伺えた。

東京都品川区西五反田2-6-1
営業時間、定休日
当日9:00までに公式Xに掲載

hirataishuajian

昔、平太周を訪問した時、スープの分まで麺に染み込ませたのではと思いたくなるほどの醤油ダレの塩辛さがトラウマとなって距離を置き、韃靼ラーメン一秀で少し良い印象を持てたものの、この系統の店への訪問数が増えることはなかった。最近、背脂が売りのラーメンを食べるようになったので、この店を訪問。

元祖らーめん(800円)の食券を購入。味の濃さ、背脂とにんにくの量はすべて普通でお願いした。

出てきたラーメンの脂とスープをすくう。豚骨などの旨味が顔を出し、醤油ダレと相まってレンゲが進む。くどさやもたれることがなかったのは、店が謳う通り、上質な背脂を使っていることも理由の一つだろう。

太麺は多少表面がざらついているのかと思ったが、最後まで分からず。中華麺らしい食感、味、喉越しの良さで、少々意外だった。

具は、チャーシュー、メンマ、ゆで玉子、白ネギ。

時々訪問して良いかなと思ったので、次回はもう少し脂の量を増してみよう。

東京都品川区大崎4-2-2
営業時間
月~土
11:00〜23:00

11:00〜22:00
定休日
12月31日〜1月2日

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