豚骨命の主にラーメンの話

ラーメンブログです。 所在地、営業日時、定休日、メニュー名、価格は、訪問時のものです。

タグ:東京都

toshioka

そういえば久しく食べていないなと訪問。

塩ラーメン(1150円)の食券を購入。

スープに浮かぶラードのベールをめくると、魚介の香りと旨味が全力で味覚に向かって飛び込んできた。食べ手はひたすら受け止めるだけ。

並250gと中350gから前者をお願いした太麺は、適度な弾力、滑らかな麺肌、噛みしめるごとに溢れ出る力強い旨味、喉越しの良さ。麺量に相応しい満足度が得られる。

具は大ぶりのチャーシュー、甘めの味付けのメンマ、多めが嬉しい白ネギ。そして、ショウガは浮かぶ特製辛味と一体となって存在感を強め、後半の甘辛味の主役を担っていた。

改めて記憶に味を焼き付けて退店。

東京都新宿区弁天町20-102
営業時間
11:00~14:00
定休日
日・祝


Indian-shinasoba

Indian-curry
ラーメン店検索アプリを見ていたら、懐かしい店名を見つけたので訪問。


支那そばと半カレーセット(1000円)を注文。

出てきた支那そばのスープを啜る。塩気が軽くホップしたのち、味覚目掛けて魚介が一斉に飛び込んできた。そこに、中華麺らしい味を出す細縮れ麺を啜り上げ、至福の時間を迎える。
揚げネギの香ばしさがアクセントとなって、チャーシュー、メンマ、白ネギの具を味わい、ホウレン草で箸休め。

少し食べ進めたところで出てきたカレーは、甘めの欧風。後で調べたところ、長時間煮詰めた玉ねぎとフルーツによるものと知った。カレーによって支那そばが埋もれない絶妙な味加減で、カレーの甘さと支那そばの塩気が新たな至福の時間を作ってくれた。

本店や北区で食べてから15年以上経っており、新鮮な気持ちで食べることができた。カレーと支那そばとの組み合わせの妙を体感し、カウンターの上に空いた皿・丼、千円札を置き退店。

東京都大田区池上6-5-11
営業時間
11:00~19:30(19:00 L.O)
定休日

fuji

元日に開いている店を検索していたところ、この店が表示されたので訪問。

様々な食材を使用した限定スープが特徴で、年始限定の鯛と海老油のプレミアムラーメン(1400円)を注文。醤油と塩から前者をお願いした。

出てきたラーメンのスープを啜る。公式Xポストの写真にあった鯛煮干しではなく海老油が先行したので、さすがは甲殻類と思った。やがて鯛煮干しが馬を、海老油が騎士役を担い、騎馬戦の如く味覚へ突入していったが、終始線の細さを感じた。提供時に店主から説明された通り、海老油が薄まった頃にユズを投入したが、さほど効果は感じられなかった。

店内掲示ではハルユタカ、キタノカオリを使用と謳われており、Xで見る限りプレミアムには前者が使われているような麺は自家製。コシの強さと喉越しの良さが特徴で、徐々にじわぁっと奥ゆかしく旨味が出てきた。

具はチャーシュー、甘めの味付けの太メンマ、海苔が別皿で提供される。

マニアックなスープと麺。好みの組み合わせを見つけに行くのが良いかも知れない。

東京都荒川区荒川3-61-6
営業時間
平日
11:00~15:00
19:00~23:00
土・祝
9:00~15:00
19:00~23:00
12:00~18:00
定休日

kikutani

ラーメン店検索アプリで見つけた店。

中華そば大盛(1010円)の食券を購入。ちなみに、キャッシュレス決済のみで現金は使えない。

丼をキッチンスケールに乗せてから盛り付けるスタイルは、ラーメン店では珍しいと思いながら待っていると、ラーメンが出てきた。

スープを啜ると、油の出迎えを受けたあと、煮干しや節類の魚介の主張が強い一方、色ほどに醤油は主張せず、出汁主体の味が広がった。

モチモチ感と粘りが特徴で、それに見合った旨味がしっかり感じられる太麺は、どことなくうどんチック。

具は、大きなチャーシュー、細メンマ、白ネギとシンプルで、麺やスープの味を邪魔しない、ラーメンの具らしい味つけ。

力強い味に十分なボリューム。空腹も心も満たされ退店。

東京都大田区西蒲田7-65-8
営業時間
11:00~14:45
17:00~21:45
定休日

tomisaka

ネットで出店記事を見て訪問。「POPUPラーメン」という施設が出来てから1年以上経ち、6軒目の出店なのに、当方名前すら知らず、情報収集力のなさを実感した。

鶏ガラや煮干しなどが使われた、食材由来の強い甘みが特徴のスープを存分に味わう。サヨナラの代わりに焦がしネギが香ったので、こちらは次のスープを迎え・・・る前に中太麺を啜る。

軽い粘りを出しながら、練り込まれた全粒粉の香りと小麦の力強い旨味がこれでもかと味覚嗅覚に押し寄せ、もう一つの主役登場。どちらかを減らし過ぎないよう、バランスよく食べることを考えてしまった。

具は豚と鶏のチャーシュー、メンマ、白ネギ、三つ葉。そのいずれもが、自身の味を魅せながら、スープや麺の邪魔をしないラーメンの具らしい役目を果たしていた。

食材のポテンシャルが存分に引き出された、上品かつ洗練されたラーメン。これは地元富良野市か、現状同様期間限定の店舗やイベントで食べるのが一番だと思った。何しろ東京は多種多様のラーメン店がありすぎる。余程のインパクトがなければ、埋没してしまうだろう。

東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲2F
営業時間
11:00~23:00
定休日 無

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